呉は孫策(そんさく)が建国しその弟孫権(そんけん) が繁栄させました。呉は三国の中ではもっとも長く続きました。長く繁栄してきた呉でしたが孫権の 後継者をめぐり孫一族の混迷がはじまります。最後の皇帝、孫皓(そんこう)は孫権の次男孫和(そんか)の子でした。 彼は帝位につくと暴君とかします。魏の皇帝から帝位を強制的に譲り受けた晋(しん)の司馬炎(しばえん)は、孫皓 の非道ぶりを聞き南征軍をだします。呉は戦わずしてこれに降伏します。これで天下は晋に統一され三国時代は幕を閉じます。